囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

「次の一手何目」~序盤中盤の一手の大きさがわかる

序盤中盤専門のヨセ本

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは棋苑図書出版、 石田芳夫次の一手何目です。

本書のはしがきより引用

一手の価値は序盤から終盤まで数量的に計算できるはずです。確かに終盤のヨセは次の一手は何目かを正確にはじき出すことができます。しかし、序盤から中盤までは相手と自分の配石状況によって一手の価値が大きく違うため、数量的に計算することが容易ではありません。にもかかわらず、ある程度までははじき出すことができます。

序盤や中盤の一手をある程度でいいので数字で見れるようになれば、自分が打とうとしている手の善悪が大体見えてきます。

この計算できなくても感覚的に次の一手何目がわかるのがプロです。

アマも少しでもその感覚に近づけるように頑張る事はとても重要です(`・ω・´)

本書はヨセ本の中でも、序盤中盤に特化した珍しいタイプになります。

本の内容

第1章:石田流計算法

第2章:序盤の一手何目

第3章:中盤の一手何目

第4章:石田流次の一手

問題図

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 ↑第1章の問題で、一昔前に流行した布石ですが、この局面では白1はほとんど絶対の一手でみんなここに打ちます。本書では白1は25目以上の価値があるとしています。

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 ↑ちなみに左辺の白1は甘めの20目程度の手だそうで、黒2との交換は「白が無条件にコミ分損した」という扱いです。

私も黒1の方が大きいと思いますが、私の場合は目数換算ではなく例えば「白1は左辺だけに効果があるが、黒2は右辺+下辺の黒△の勢力と合体し中央にまで効果が出ている」というイメージ(感覚)です。

こういう部分で損をしているとアマ高段以上ではなかなか勝てません(^_^;)

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↑これもよくある布石模様ですが、このような局面で黒1は本手で大きい手なのは大体の人が感覚的には理解していますよね?

では実際の価値はどのくらいかというと約20目の価値があるそうです。

黒1の手で増える地自体は精々数目がいいところ。

しかし黒1と打つことで、この一団を補強でき次にaやbを安心して狙う事ができたり、cという良い形の後続手段が発生し、下辺黒模様が大きくまとまる可能性が高まるなど、「今すぐは目に見えない利益」が出てくるのです。流石本手ですね(;´∀`)

このような手をしっかり打てるようになれば、かなりの棋力の持ち主といえるでしょう。

碁に明るくなる

このように序盤中盤の手の大きさの大筋の見当がつくようになれば、正確な形勢判断ができるようになり碁が明るくなるでしょう(*^^)v

アマ高段を目指すならこの分野の感覚はしっかりと備えておくべきです。

問題の難易度もそこまで高くなく、読みやすいと思います。

象棋力はアマ3段以上推奨です。

評価A(^ω^)

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