囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

「新版 基本布石事典【下巻】」~布石研究の教科書!

システム布石の研究に必須

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは、日本棋院出版、依田紀基

新版 基本布石事典【下巻】です。

「新版 基本布石事典【上巻】」

に続く布石事典になります。

本書では、「星」「小目」「その他」の布石を取り上げています。

布石の勉強の有用性は計り知れません。

「アマは中盤で勝負がつく。」「ヨセが稚拙だと布石がうまくても勝てない。」「序盤は3線以上なら適当に石を転がしても碁になる。」などの意見もありますが、ここでは敢えて言わせてもらいます(`・ω・´)

布石が下手だと碁が楽しくない!!

「勝てない」ではなく、「楽しくない」のです。

布石が下手だと中盤戦では、すでに不利な状態から始まります。毎回中盤やヨセで勝ちを手繰り寄せるのはしんどいですよね(笑)

そもそも強くなればなるほど、布石で遅れていては勝てなくなります。

布石の分野は勉強すれば短期間に結果を出すことができますし、詰碁や棋譜並べほど労力も必要ではないので、取り掛かりやすいのもメリットです(^^)v

本の内容

本書の構成は、

第1章:星(平行・タスキ)16型

第2章:小目(平行・タスキ)35型

第3章:目外し・高目他 10型

となっております。

問題図

f:id:kazutan0813:20170505223317p:plain↑第1章から一部を選出しました。

第1章の「星」には二つの考え方があります。宇宙琉と言われる武宮正樹九段のように、二連星から三連星に発展させ、大模様の碁に持っていく考え方。模様の碁にもっていくには、星が最も有効です。

次に、呉清源先生のように、隅を星の一手で済ませ、早足に辺に展開する考え方で、スピード重視の星です。ただし、三々が空いているので、当然ながら地の甘さは否めません。厚みと実利のバランスを考慮に入れることが肝要であります。

f:id:kazutan0813:20170505223639p:plain↑第2章から一部を選出しました。

第2章の「小目」は、昭和年代に多用されていましたが、当時に比べ近年は出番がやや少なくなってきています。小目は実利に就きやすく、また戦闘力もあり、変化が多い布石になる公算が高いです。したがって、特に局面にマッチした定石選択、局面の展開を考えるのが重要です。

f:id:kazutan0813:20170505223844p:plain↑第3章から一部を選出しました。

第3章の「目外し・高目」の布石は現在は特殊な布石といえます。

もちろんこれらを愛用しいる人にはもってこいの教材、そうでない人にも鑑賞用としての価値があります。

一通りの布石の基本が身につく

事典だけあってとにかく量が多いです。布石の基本を身につけたい人は、盤に並べてみてください。一冊終わる頃にはあなたの布石力は格段に上がっているでしょう(*^^)v

評価A(^ω^)

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