読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

東洋囲碁8~9段、幽玄の間8段で打っています。囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

「痛快 前田の詰碁」~楽しくて力のつく詰碁

前田詰碁を堪能できる一冊

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは日本棋院出版、前田陳爾 著

痛快 前田の詰碁です。

形はシンプルだけど、一筋縄でいかないという魅力あふれる詰碁ばかりの一冊です。

本書の前田語録に筆者の「優秀な創作詰碁に対する条件」が書かれています。

第一条件は古作の模倣・焼直しであってはならぬことです。

第二条件は筋が目新しく且つ優秀であること。図体ばかり大きくて、大量の読みが必要な詰碁は優秀とは言い難いとしています。

三条件はスタイルの問題で無駄に石がズラズラ並んだり、必要ないところにダメが空いたりするのは見た目が不快になるとのこと。

本の内容

本書の構成は、

第1章:痛快小品集

第2章:手筋一閃の巻

第3章:秘手と盲点の巻

第4章:華麗なる攻防の巻

となり、全部で160題収録されています。また前田語録が4ページ分あります。

問題図

f:id:kazutan0813:20170226173342p:plain

 ↑白先白生きです。黒△をどうするかがカギです。一見簡単に見えますが・・・(笑)

f:id:kazutan0813:20170226173445p:plain

 ↑白1とキリを一本打つのはすぐに閃くかもしれません。白3と打ち、黒aには白bが読み筋ですが・・・、

f:id:kazutan0813:20170226175818j:plain

 ↑しかし黒1から裏切られ白は二眼作ることはできません。この図が正解へ大きく前進するヒントになります。

 

f:id:kazutan0813:20170226175943j:plain

 ↑白3と打つ妙手がありました!まさに手筋ですね~。

 

f:id:kazutan0813:20170226180029p:plain

 ↑手を抜くとウッテガエシがあるので、黒1と取るくらいですが、そこで白2を打ちます。黒3と来ても・・・、

f:id:kazutan0813:20170226180144j:plain

 ↑白1で、aとbが見合いで白は生きることができました!失敗図との差を確認してみてください。

高段を目標にする人にいい詰碁

長手数の読みを要求するものは少なく形や筋もシンプルな本書は、高段を目指す有段者(2~4段)くらいの人にピッタリだと思います。

綺麗な筋ばかりですので何度も繰り返し解きたいですね(*^^)v

評価S(`・ω・´)

↓一日一回の応援クリックよろしくお願いしますm(_ _)m


囲碁 ブログランキングへ