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囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

東洋囲碁8~9段、幽玄の間8段で打っています。囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

「ひと目でわかる大ヨセ事典」~大ヨセの目数をおおまかに覚える試み

大ヨセの大きさを大まかに表記

こんにちは(´・ω・`)

今回は毎日コミュニケーションズ出版 淡路修三 著

ひと目でわかる大ヨセ事典」を紹介します。

大ヨセの勉強は、場合によっては詰碁や手筋よりも効果がすぐに表れる可能性があります。しかし大ヨセを扱った本は意外と少ないのですよね~( ˘ω˘ )

この本はそんな数少ない大ヨセ関係の棋書になります。この本は大ヨセに出てくる形の大きさを解説しているのですが、特徴的なのはその大きさを数字ではなく、☆←星の数で表しています。星一つは約5目となっています。

これはヨセが苦手な人が多いアマ相手に、まずはわかりやすく大ヨセに頻出する形の大体の大きさを覚えてもらうためです。

本の内容

序章:大ヨセの考え方

第1章:星周辺のヨセ

第2章:小目周辺のヨセ

第3章:よくある2線のヨセ

第4章:有名な手筋のヨセ

という構成になっております。

問題図

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↑この黒1は星3.5個分(約17目)の価値になっています。

次に白からBと抑える手は星2.5個分(約12目)の価値なのですぐには白は打ちません。とすると黒からBと打つ手が次に飛び込みを見て先手になる可能性大です。

この形で問題になるのはAが成立するかどうか。

f:id:kazutan0813:20161212230242p:plain

↑この形で黒1は白2のコスミがいい手で成立しません。

f:id:kazutan0813:20161212230322p:plain

↑さて別の問題ですが、これは星4個分(約20目)の手です。というのは今度は黒Aに打つ手が成立するので、この形だと白もすぐに抑えるかもしれません。

f:id:kazutan0813:20161212230440p:plain

↑これも似たような形ですが星3個分(約15目)の手です。それは上の図みたいに次の狙いがないからです。同じような手でも配石が違うと価値も変わってくるいい例ですね。

 

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↑白△を切り取るこの手はなんと星6個分(約30目)の価値があります!!

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↑実戦によく出る星のケイマからコスむ手で、大きさは星4個分(約20目)

f:id:kazutan0813:20161212231154p:plain

↑これも定石のその後の形でよく出ますね。この場合白1と滑る手は星4個分(約20目)

になります。見た目以上にでかいですね。この場合は白黒双方とも強い石ですが、片方が弱い場合はこのスベリの価値はもっと大きくなります。

大ヨセの大きさは常に配石によって変化することに注意すればワンランク上の碁を打てるようになるでしょう(^^)v

大ヨセが苦手な人向け

初段~有段者の方やヨセが苦手な人が、大ヨセの勉強をし始める際にはとてもいい本だと思います。

評価S(`・ω・´)

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