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囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

東洋囲碁8~9段、幽玄の間8段で打っています。囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

「布石のベスポジ」~布石の感覚を鍛えよう!!

布石の感覚を鍛える

布石の感覚を良くしたい・・・・。未だに自分も思っています(´・ω・`)

日本棋院出版の春山勇九段 著「布石のベスポジ」は自分が1級くらいの時に出会いました。

この本のおかげで布石の方向だけは有段者~高段者レベルになりました。(もちろん他にも同じような棋書は何冊か読んでいます。)

本の内容

本書の構成は

テーマ1 ヒラキの研究

テーマ2 模様の天王山

テーマ3 ディフェンス

テーマ4 一石二鳥

テーマ5 厚みの意識

テーマ6 楔を打ち込む

テーマ7 攻めの要衝

テーマ8 敵陣への肉薄

テーマ9 バランス感覚

テーマ10 体勢を整える

テーマ11 戦機をつかむ

テーマ12 打ち込みの発想

テーマ13 三々巡る選択

テーマ14 模様の中心点

テーマ15 第一級の実利

テーマ16 必争点へ先行

テーマ17 守備の好プレー

となっております。

目次を見ると各テーマ別に問題が設定されているのがわかりますね。布石段階では特に地だけの手がいい手とは限りません。

問題図

f:id:kazutan0813:20170126222337p:plain

↑布石段階ではほぼ必ず発生する「ヒラキ」。このヒラキにも最もいいヒラキ方というのがあります。一路の差が勝敗を分けるということも珍しくありません。

この場合は黒1のヒラキが「三立四析」通りで正解です。これ以上ヒラクのは白からの打ち込みが怖く、これ以下は狭すぎな感じです。

f:id:kazutan0813:20170126222530p:plain

↑模様の張り合いになれば「天王山」と呼ばれる盤上この一手!!が出現することがあります(笑)しかし高段者レベルでも逃してしまうことが多いのが現実・・・。天王山を制せば碁に勝てるとまでは言えなくてもかなり有利になりますね。

黒1のケイマは白が打っても好点で、どちらかが占めるかで盤上の景色が全く変わります。「両ケイ逃すべからず」ですね。

f:id:kazutan0813:20170126222718p:plain

↑自分がこの本の問題で当時一番感動したのがこの黒1!!

白の厚みを消しながら黒地を増やすという一石二鳥の手なのですが、実戦で打てたら最高ですね( ・´ー・`) ちなみに「黒の剣先が白の厚みをぼかす」という表現もあります。

f:id:kazutan0813:20170126222742p:plain

↑欲張って広くヒラクと図の失敗図になります(笑)大体において相手の強力な厚みを消す時ってオオゲイマが限界なときが多いのです。

何度も繰り返し解いて体で覚えよう!

ひと目見て答えが出てくるくらいやり込むというのは詰碁や手筋では常識ですが、このような感覚を問う問題にも同じことが言えそうですね。

評価Sです(^^)

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