囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

囲碁を打つ人は変人が多い??

囲碁を打つ人に変人は多いのか

囲碁を打つ人って変人が多い」・・・こういう事を皆さんも言われたことや聞いたことは少なからずあるのではないでしょうか?

実際には、囲碁を打つ人に変人といわれるような人は存在します(^_^;)しかし囲碁を知らない人にも当然変人はいるわけで、囲碁との因果関係は証明できませんよね。

私個人の出会いや経験上では、囲碁を打つ人のほとんど常識的な方でした。(当たり前ですが)しかし「囲碁をしていなかったら関わる事がなかったであろう変人」も少なからずいました(笑)

そもそも変人の定義とは?

「そもそも変人の定義は何なんだ!!」という人がいるかもしれませんが、議論しても時間と労力の無駄ですので、私は「大多数(世間一般)の人から、普通ではない・変わっていると思われるような人」となんとなくですが定義しています。

プロのイメージも原因?

囲碁(将棋)のプロは、ひとりひとり性格は違えど、皆が一国一城の主であり勝負師であります。よって一癖も二癖もある変わった人が多いと一般的には言われています。

確かにそういう面もあるでしょう。特に大正・昭和時代のプロ棋士がすごいですね。この辺のイメージが「囲碁を打つ人=変人が多い」という図式が成り立つ原因の一つになっているかもしれませんね。

鶏が先か、卵が先か

元々変な人が囲碁に引き寄せされて打つのか、囲碁を打つと変人になるのか。

哲学的な話になりますが、前者を肯定すると囲碁というゲームが「変人ホイホイ」であると主張することになるのでここでは触れません(笑)

後者についてですが、囲碁を打つことによって性格や人格が変わるものなのですかね?

たしかに「落ち着かない子供に囲碁を教えたら大人しくなった」とかの話はよくあります。しかし性格や人格まで変えたとは言えないでしょう。

私自身も囲碁に出会った前と後で性格や人格が変化したとは思っていません。

しかし囲碁を打つようになってから変人扱いされることは増えました。「毎日数時間碁の勉強をして、県代表・学生地区代表の常連です!」と言えば、もうほとんど変人とされます|д゚)

囲碁を打つと変人扱い??

結局「囲碁を打つ=変わった人」と世間は見てくるのではないでしょうか。もう囲碁を嗜むということ自体が、世間から見たらマイナー・変わってるという扱いなのが現実なのかもしれません(´・_・`)

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もっとも、私自身囲碁にハマり過ぎている自覚はあり、同じ囲碁界の人からも引かれる事もしばしばありますが(笑)

変人だっていいじゃない(´ω`)

別に変人だからって悪いことではないですよね。個性が求められる時代ですし、碁が強い人には変わった人が多いというのもあながち間違いではないので、碁が強くなりたい人は変人になるのも一つの手かもしれません。(ウソです)

まあ変人扱いされて一人前と思っていた方がなにかと精神衛生上いいでしょう。

結論

・碁を打つ人に変人が多いというが直接的な因果関係はない

・しかし世間一般では碁を打つこと自体が変わったことであるとみているフシがある。となれば「碁を打つ人=変人」となるのもおかしな話ではない。

・プロに変人(個性的な人)が多いのも要因の一つかも?

・変人扱いされる事を恐れない事

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「碁がたきを粉砕する 裏の裏定石必勝法」~損のない定石はずれで勝率アップ!

裏定石で碁がたきを粉砕(; ・`д・´)

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは土屋書店出版、高木祥一 著

碁がたきを粉砕する裏の裏定石必勝法

です。

私は、相手が正しく対応すると仕掛けた側が悪くなる手を、ハメ手・定石ハズレ・ウソ手等で、相手が正しく応じても互角・互角に近いワカレになる手を裏定石と定義しています。

しかし棋書によっては私の定義と同じものもあれば、今回のように「裏定石=損のない定石はずれ」としているものもあり、明確には決まっていないことに注意してください。

本書の著者の高木祥一先生は、安倍吉輝先生と並んで裏定石やハメ手系の棋書を多く手掛けていることで有名です。

ちなみに本書の題名を見て「裏の裏って表じゃん!」と突っ込んだら負けなのでしょうね(^_^;)

しっかり対策しておこう

裏定石の勉強はハメ手同様に邪道と感じる人も多いかもしれません。しかし実戦で仕掛けられ受け損なった場合、全責任は自分にあります。泣き言は許されません(`・ω・´)

例えば、ネット碁「東洋囲碁(タイゼム)」の高段者連中は結構裏定石とか仕掛けてきます(笑)時間の少ないネット碁とかでは裏定石とかは特に有効ですからね~。

本の内容

本書の構成は、

第1章:小目の裏定石 11型

第2章:目ハズシ、星、高目の裏定石 13型

第3章:ハメ手に強くなる 15型

となっております。第3章では、「損のある定石はずれ」、つまりハメ手についての章になり、裏定石とは少し変わります。

問題図

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↑昔のトップアマである安永一さん創案の幻惑手です。小ナダレ定石の変化型ですね。

この手は右下方面に黒の勢力があるとより効果的となっています。

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↑白1は素直な手で、この配石なら黒も外勢が厚く打てます。白が完全なハマリというわけでもないみたいです。

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↑白1の曲がりはなかなか考えた手です。黒は2のカケツギで、続いて白3と取るくらいですから、黒4とカケて整形します。右下方面に勢力があるのでこの場合は黒有力ですね。

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↑白1から白3に対しては、黒4が妙手です。この型ではこれが有名ですね。変化図は省きますが、白5と取るくらいなので、黒はシチョウがよければ8と抱え、外勢が素晴らしすぎます。この図は白失敗。

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黒シチョウ不利でも、黒1から3とカケる手があり、右下の勢力と相まってこの配石では有力です。

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↑白1から3と打つのは白完全なハマリで、黒4・6と隅の黒2子を助け出す手が生じ、全くダメです。黒10の後隅の白は生きることはできますが、二眼生きに等しく、中央の白もダメヅマリで弱いです。

破壊力のある型が多い

安倍吉輝先生の著書と同じく、破壊力の高い型が多いです(笑)

当然うろ覚えでは仕掛けた側も大怪我しかねないので、しっかりと身につけてから碁がたきを粉砕しに行きましょう(^ω^)

評価A( ^ω^ )

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「右脳を刺激する 痛快詰碁傑作選」~前田詰碁の精選集

すべての筋を含んだ前田詰碁集

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは日本棋院出版、前田 陳爾 著

右脳を刺激する 痛快詰碁傑作選です。

定評のある前田 陳爾先生の詰碁ですが、本書では百十六題を精選して出題しています。

はしがきより、「この本に載せた百余題の問題に挑戦して解くだけで、すべての筋が学べるといっても過言ではありません。よく使われる手筋はもちろん好手、妙手あり、捨て石戦法や石の下、絶妙手や奇想天外な手、などが数多く含まれています。

と書いており、やる気を出させてくれます(笑)

また前田九段の詰碁創作の三つに、「古作の模倣や焼直しではなく、筋が新しくそして優秀であり、石の形に無駄がなく引き締まったスタイルがよい」というものがあります。

そのへんを心にとめられて、詰碁の神様と言われた人の素晴らしい作品を楽しむことができる一冊です(/・ω・)/

本の内容

本書の構成は、

第1章:小品集 50題

第2章:珠玉集 46題

第3章:傑作集 20題

となっております。

問題図

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↑白先黒死の問題です。どうやって黒を殺しますか?

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↑白1のオオゲイマは外から狭くする素直な手。ちなみに初手を白2では黒1に打たれ手なしです。

黒2とつけられ白3、黒4となりますが・・・、

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↑白1に黒2とアテられ、白3と打つしかないですが、黒Aとコウになります。

コウでは失敗です。

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↑白1の動き出しが意表をつく手で正解です!黒2の受けには白5まで三目ナカデで黒死です。

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↑黒1の抜きは白1であっさり黒死に。初手が肝でした。

沢山の筋を学べる

はしがきに書かれているように、詰碁における筋を満遍なく学べる問題構成です。

詰碁の難易度自体もそこまで難しいものではなく、一般的なアマ3段くらいあれば問題なく取り組めると思います。

本書の詰碁に出てくる手筋は、ひと目で見えるくらいまでやり込んで初めて実戦で使えるようになります。基本手筋の習得という意味でも良書なので自信を持ってオススメできる一冊ですね(´ω`)

評価A(´・ω・`)

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「定石はずれ粉砕法」~定石はずれは咎めよう!!

定石はずれのとがめ方を学ぶ

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは、棋苑図書出版、石田芳夫

定石はずれ粉砕法」です。

定石を覚えたが、実戦では相手が定石通りに打ってこないってよくありますよね。そして相手が間違っているはずなのに、悪くなるのはなぜかこっちという(笑)

結局を定石を上辺(じょうへんではなくうわべです(笑))だけ丸暗記していることが悪いのですが、ではどうすればいいのか?という話です。

定石の理解を深める方法の一つに、定石はずれの手を撃退・粉砕できるように勉強するというのがあります。

今の定石の手順・形になったのには当然理由があるもので、定石はずれとされている手は、本来いい結果にならないから闇に葬り去られたというものが多いです。

力自慢のアマと打つと自己流定石みたいな手をよく打ってきて、自分も弱い頃はよくそれにやられていました(´゚д゚`)

本書ではそのような定石はずれやハメ手とされている型の粉砕方法を学べることができます。

本の内容

本書の構成は、

第1章:定石はずれ粉砕は上達原点

第2章:星の基本定石はずれ粉砕法

第3章:小目の基本定石はずれ粉砕法

第4章:高目の基本定石はずれ粉砕法

となっております。全63題あります。

問題図

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↑白1・3とはなんとも筋悪の定石はずれですね。黒はAとBが考えられますがどう対応するのがいいでしょうか。

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↑黒1の引きは悪くはないのですが、今一歩という感じです。もっとよくなる図があるのです。

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↑黒1の下がりから打つところです。黒7と打つところまで前図よりも黒は好形で、白8のトビに黒9を利かして黒11と右辺を固めながら追撃して好調です。こうやって定石はずれを咎めるのです。

ハメ手とはまた少し違う

上記の問題図からもわかるのですが、一般的なハメ手とはまた少し違う型も多いのが「定石はずれ」という分野の特徴です。上の図なんかはハメ手というほどのものですらないという感じですね。

こういう俗筋・定石はずれをしっかり咎められるようになれば、さらに上のステージに進めるでしょう。これができるかどうかが、ある一定の棋力の分かれ目になっているイメージです。

力自慢に無理手や俗筋でいじめられている人は是非この機会に勉強してみてはどうでしょうか(^^)v

評価B( ˘ω˘ )

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