囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

「林海峰のヨセに強くなる本」~ヨセの目数を覚えよう!!

実戦に出てくるヨセの目数を網羅

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは誠文堂新光社 出版、林海峰

林海峰のヨセに強くなる本です。

囲碁には大きい手、小さい手と、いろいろな手があります。

しかし実際にどれほどの大きさなのかを目数で知っている人は少ないでしょう。

しかし、一手の目数がさっぱりわからないのと、正確とはいかなくても大雑把にでも把握しているのでは大違いです。

アマはヨセが苦手と言われていますが、並レベルの碁会所アマ高段者でも、頻繁に終盤で5目10目と損しています。

このヨセの習熟度が、アマ高段者と県代表クラスの間にある大きな壁の一因になっています。

本書では実戦に頻出するヨセの目数を176題収録しています。

本の内容

第1章:1~2目

第2章:5目前後(3~7目)

第3章:10目前後(8~12目)

第4章:15目前後(13~17目)

第5章:20目前後(18目以上)

問題図

f:id:kazutan0813:20171013172849p:plain

↑一部を選出しました。

Aと打つ価値を示しています。

どれも実戦に出てきてもおかしくない形ばかりですね。このような型が176題もあるのです。

ヨセ巧者になれる

本書をマスターすれば、ヨセの力を大幅に上げることができるでしょう。

ヨセが甘い相手なら、終盤で10目20目簡単にひっくり返せます(笑)

ヨセが上達すると棋力も比例するように伸びていきますよ。即効性が高いのも、本書の良い所です。

ヨセの目数暗記系の棋書としては最高レベルと思います。

象棋力はアマ初段以上推奨です。

評価(`・ω・´)

↓一日一回の応援クリックよろしくお願いしますm(_ _)m


囲碁 ブログランキングへ

「基礎からわかる ミニ中国流の教科書」~ミニ中国流を使いこなせ!

ミニ中国流を網羅

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのはマイナビ出版、 村川大介著

基礎からわかる ミニ中国流の教科書

です。

皆さんは黒番の布石を決めて打っていますか?私のようにシステム布石を愛用している人もいれば、気ままに打っている人もいるでしょう。

どっちがいいとかいう話ではないのですが、あらかじめ布石の作戦を決めておくのは有力な戦法になります。

つまりはシステム布石の研究の事なのですが、「ミニ中国流」はその中でも特に有力なシステム布石になります。

「ミニ中国流」はバランスがいいのが特徴で、模様の碁でも実利を稼ぐ碁でも対応できるのが自慢です。

実は私もこの「ミニ中国流」の信者で、長い間お世話になっています(笑)

本書ではそんな「ミニ中国流」の基本から応用まで数多くの変化を解説しています。

本の内容

序章:ミニ中国流の4つのポイント

第1章:小目へのカカリは歓迎

第2章:ワリ打ちに三線のツメ

第3章:ワリ打ちに四線のツメ

第4章:ワリ打ちにカタツキ

第5章:ワリ打ちに横ツケ

第6章:ワリ打ちに星からのツメ

第7章:白がワリ打ち以外に打ってきた場合

第8章:右下が小目の場合①ワリ打ち

第9章:右下が小目の場合②小目へのカカリ

第10章:白がミニ中国流を避けてきた場合の対応

問題図

f:id:kazutan0813:20171012233046p:plain

↑黒のミニ中国流に対しては白1が圧倒的に多いでしょう。黒の主な応手はA~Gまであり、それぞれ解説しています。多いですね(;´∀`)

ちなみに白1でaやbにカカるのはよくない打ち方とされています。

f:id:kazutan0813:20171012233506p:plain

↑白のワリウチ以外の応手としてはA~Eを挙げています。

これらも解説されています。

f:id:kazutan0813:20171012233630p:plain

↑右下が黒△の小目の「ミニ中国流」もあり、星の場合とは違った変化になります。

ここでは白がA~Eと打ってきたときの解説をしています。

f:id:kazutan0813:20171012234953p:plain

↑黒が「ミニ中国流」を打てないように、黒1とカカった時に白が妨害してくる可能性もあります。

ここでは白A~Dまでを解説しています。

ミニ中国流を得意布石にできる!

ミニ中国流を解説している本としては、最高レベルの内容になります。

出版日も2014年と比較的新しく、現在でも十分活用できる型ばかりです(*^^)v

相手が万全に対策していても互角の戦いに持ち込めるのが「ミニ中国流」を初めとするシステム布石の良い所だと思います。

象棋力はアマ3段以上推奨です。

評価(^ω^)

↓一日一回の応援クリックよろしくお願いしますm(_ _)m


囲碁 ブログランキングへ

「世界の新定石 PARTⅡ」~星の両ガカリ定石を徹底解明!!

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは棋苑図書出版、 江鋳久・芮廼偉 共著

世界の新定石 PARTⅡです。

「世界の新定石 PARTⅠ」

・世界の新定石 PARTⅢ

星の両ガカリ定石は多くの複雑な変化があり、うろ覚えは禁物です。

私も何度もそれで痛い目に遭ってきました(笑)

両ガカリ定石に限った話ではないのですが、最近では部分のワカレだけじゃなく周辺の配石まで含めた評価が重要になっています。

本書は世界の新定石の中で、星の両ガカリ定石に限定して詳しく解説しています。

本の内容

第1型:強いほいにツケよ

第2型:大ゲイマは悪い

第3型:力自慢

第4型:押し上げ後の攻防Ⅰ

第5型:押し上げ後の攻防Ⅱ

第6型:押し上げ後の攻防Ⅲ

第7型:李昌鎬の新手

第8型:ツケ定石

第9型:格言はずれの攻防

第10型:コスミ型

第11型:ぶっかけ定石

第12型:手抜きが好判断

第13型:二間高ガカリの攻防

第14型:大高目定石

第15型:有力なアテツギ

問題図

f:id:kazutan0813:20171012012604p:plain

第1型:白がミニ中国流を妨害した時の局面で両ガカリは出てきています。

この場合は白1のほうにツケるのが一般的で、その後の黒の応手を詳しく解説しています。

第9型:白1と左にツケるのはあまり打たれません。こちらの変化も詳しく解説されています。

第10型:白1とコスむのは簡明で、先手を取って右下に先着する意図です。

ここでは右下の攻防まで取り上げています。

第13型:右下が二間高ガカリの時は白5が厳しくなっており、ここでは両ガカリではなく白5の後の攻防を解説しています。

即戦力になる内容

どの型もすぐに実戦に出てくるようなものばかりで、即戦力になる内容です(*^^)v

星の両ガカリでは片方がはっきりと悪くなる変化も多く、アマ高段者ならしっかり研究しておかないと痛い目に遭う可能性が高いです。

象棋力はアマ3段以上推奨です。

評価(^ω^)

↓一日一回の応援クリックよろしくお願いしますm(_ _)m


囲碁 ブログランキングへ

「石の形 矯正トレーニング」~プロの感覚に近づこう!

プロの石の形・感覚を学べる

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのはマイコミ出版、 三村智保

石の形 矯正トレーニングです。

「石の形 集中講義 完全版」

↑本書は、名著と言われる前作の続編の位置づけになります。

囲碁を打つ時に、石の形を意識していますか?

石の形にも「好形」や「愚形」という言葉があるように、良し悪しがあります。

ごく稀に「愚形の好手」と呼ばれる、見た目の形は悪くてもいい手というものはありますが、基本的に愚形は働きの乏しい手です。

自分は愚形を打たないようにして、逆に相手に愚形を打たせるようにするのは、強くなるためには必要な技術です(`・ω・´)

アマでも県代表クラスにもなるとプロに近い感覚を持っており、なかなか石の形を崩させてもらえないです(笑)

本書では、「正しい石の形」を身につけるためにの135題が収録されています。

本の内容

第1章:サカレ形は一番の悪形

第2章:二目の頭

第3章:アキ三角

第4章:利かしと味消し

第5章:守りのカケツギはいい形

第6章:急所の威力を知ろう

第7章:ポン抜き30目

第8章:重い石と軽い石

第9章:腕試し問題

問題図

f:id:kazutan0813:20171010225618p:plain

 ↑置碁でよく出る形ですが、黒1のツケは悪手です。

白2のハネ出しに黒3と切ると・・・、

f:id:kazutan0813:20171010225711p:plain

 ↑白1・3と打たれ、黒〇を1・3が突き破る形になりました。

これは最悪クラスのサカレ形で、プロの碁に出てくることはまずありません。

 

f:id:kazutan0813:20171010225849p:plain

 ↑ちなみに黒2・4と打つ方がまだマシですが、白3とポン抜かれ上辺をガラガラに荒らされてしまうので黒が悪いのに変わりはありません。

(?)に勝てるようになる

正しい形の感覚を身につけると無駄な読みをしなくなくなり、楽(?)に勝てるようになるでしょう。

これは持ち時間の少ないアマではとても重要なことになります。

正しい石の形がまだ身についていない人は是非読んでください。

象棋力はアマ5級以上推奨です。

評価(^ω^)

↓一日一回の応援クリックよろしくお願いしますm(_ _)m


囲碁 ブログランキングへ