囲碁が強くなりたい(`・ω・´)

囲碁の上達法や棋書の書評等をメインに書いていくブログです。

囲碁上達における、本ブログ内での「基礎」「基本」「応用」「個性(棋風)」の定義

本ブログ内での定義を説明

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↑たびたび登場する「囲碁上達の図」です。

それぞれの定義を教えてくれという声が多数よせられましたので、説明いたします(^_^)/

※本来は定義とか決めることができない類の話なのですが、やはり具体的な指標がないと迷ってしまう人もいるかと思われるので無理やり定義しています(笑)

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↑棋力表も参考のために貼っておきます。

基礎(級位者の間に身につけたい)

以下は一例です。

・簡単な詰碁・手筋の習得。いわゆる「3手の読み」ができる。

棋書カテゴリ「詰碁・死活」・「手筋」の早見表 -

↑ここで「アマ20級~10級」と「アマ9級~1級」となっている棋書が目安。

・一本道のシチョウを読みきることができる。

・石の形の急所や愚形、好形などを一通り理解できている。

・布石の大場や急場といった概念を理解できている。

・基本定石を打てる。(覚えている)

基礎をしっかり身につけることが有段者への近道です。

仮に同じ棋力だとしても、基礎がある人とそうでない人では、その後の伸び幅が全く違います。

基本_下位(初段~4段の間に身につけたい)

以下は一例です。

・初段前後の詰碁・手筋や基本死活の習得。5手~7手くらい読める。

棋書カテゴリ「詰碁・死活」・「手筋」の早見表 -

↑ここで「アマ初・2段」と「アマ3・4段」となっている棋書が目安。

・基本定石を理解して、正しく運用できる。

・やさしめの「序盤感覚」、「システム布石」の習得。

・やさしめの「ハメ手」や「新定石・裏定石」の習得。

・やさしめのヨセの能力・知識を一通り習得。(例:10目と20目のヨセを間違わない)

棋譜並べをこなす。(1000局目安)

ここまで努力すれば一般的なアマ高段者程度にはなれるかと思います。

基本_上位(5段~7段の間に身につけたい)

以下は一例です。

・有段者~高段者レベルの詰碁・手筋の習得。10手以上の読める。

棋書カテゴリ「詰碁・死活」・「手筋」の早見表 -

↑ここで「アマ5・6段」となっている棋書が目安

より精度の高い「序盤感覚」、「システム布石」の習得。

・より精度の高いヨセの能力・知識を習得(例:5目と10目のヨセを間違わない)

棋譜並べをこなす。(5000局目安)

・難解な「ハメ手」「新定石・裏定石」をある程度習得。

ここまで努力すれば、アマでもかなりの打ち手(地区代表クラス)を狙えるでしょう。人によっては県代表クラスまでいけるかもしれません。

応用(県代表以上を目指すなら)

ここからは如何にプロレベルに近づけるかが重要です。

私もまだまだ試行錯誤している段階です(´・ω・)

以下は一例(というか考察)です。

・さらなる読みの精度向上。

棋書カテゴリ「詰碁・死活」・「手筋」の早見表 -

↑ここで「県代表クラス」と「アマトップクラス」となっている棋書が目安

 ただアマとしてはこれ以上の読みの力はオーバースペックかもしれません。あるに越したことはないのですが、持ち時間が短いアマの碁ではプロのように何時間も読みに時間を費やすことはできませんから・・・。

・プロ級の感覚や大局観・構想力の習得。

私の考えではこれが一番重要かと思っています。

プロ(AI)の棋譜を並べまくったり、県代表クラスやプロ級の人と検討・研究など行える環境に身を置くことが重要だと思います。最近ではAIの進歩により、囲碁ソフトを活用する手段も出てきました。

・プロ級のヨセの精度の習得

少なくとも市販しているヨセの棋書はほぼ読破しましょう。さらにレベルの高い人はプロの棋譜からヨセを学んでいきます。

ちなみに、3目と5目のヨセを間違うようでは県代表になることも厳しいかもしれません。

・プロレベルの知識の習得

「システム布石」や「新定石・裏定石」の知識量を可能な限り詰め込みましょう。世の中にはこれらの勉強をしないアマ強豪もいますが、天才ではない限りやっていおくべきです。

とにかくやれることはなんでもやるくらいの気合いが必要です(笑)

個性(棋風)

ここで定義している個性は棋風と変換できます。これは基礎~基本(応用)までの土台をある程度完成させた上で、他の人との違いを出していく領域と定義します。

当然級位者でも低段者でも、個性は持っています。

個性は囲碁の勉強量が影響するのはもちろん、その人の性格、生活環境、人生経験なども大きく関係してきます。

贔屓のプロ棋士などに影響されることもあるでしょう。

私は子供の頃から地にカラい碁を打っていました。目先の利益や現ナマを大事にする性格でしたので(笑)

戦う碁が好きな人がいれば、じっくりした碁を好む人もいるでしょう。みんな個性です。

自分の個性を存分に発揮するには、下の土台である基礎~基本(応用)が大事であると私は主張します。

 あくまでも目安です

一応定義を書き出しましたが、私の独断と偏見で決めたことですので、あくまでも目安程度に捉えてください。

なんとなくのイメージを持ってもらえれば幸いです( ̄▽ ̄)

それと補足なのですが、実戦対局はどの棋力でも最重要です。沢山打ちましょう。

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「戦闘布石で勝つ」~中国流、ミニ中国流を学べる!

中国流、ミニ中国流を解説

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは、自由国民社【出版】、日本囲碁連盟【著】

戦闘布石で勝つです。

戦闘布石、本書では中国流とミニ中国流とされていますが、この布石は幅広く構えて、模様を拡大したり厚みを作ったりすることで、局面の主導権を握ろうというのが狙いのひとつです。当然相手も反発してきて戦いが始まります。

基本的にこちらの味方が多いところですから、自身は攻め、相手はサバキといった構図になるでしょう。

攻める側として怖い所は、少しでも緩い手を打つと一気に甘くなってしまうことです。そうならないためにも「戦闘布石で勝つ」方法やコツ・テクニックを学ぶことが大切です。

本書は中国流・ミニ中国流の基本手順や実戦で生じる様々な碁形からの攻め方を詳しく解説しています。

本の内容

第1章:構えを生かす序盤作戦

第2章:厳しい攻めの方法

第3章:逃がせぬ布石の急所

第4章:打ち込み、消しのタイミング

第5章:競り合いの要領

問題図

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↑白△と打った場面。黒A~Cのどれを選択しますか?

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↑黒1は一応好点ではあるのですが、白2と上辺を強化されチャンスを逃します。黒3と追及しても白8までたいした攻めの効果はなさそうです。

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↑黒1のツケも白4まで治まり形にさせてしまってはダメです。黒1・3と作った厚みは働きそうにないですね(^_^;)

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↑黒1が有名な手筋で正解です。白6まで定石化された受け方ですが、依然白石は不安定で黒7と攻めながら左辺を拡大していけば黒大満足ですね。

上辺黒地の増え方もバカになりません。

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↑白2・4と打って来たら黙って黒5が好手です。この手で黒Aはあまりよくありません。白6と手を入れる必要があり、好点の黒7にまわり大満足です。

即戦力になる内容

中国流・ミニ中国流の黒番だけでなく、白番の立場での対策も収録しています。本書の内容を身につければ実戦ですぐに効果が現れるでしょう(^_^)/

象棋力はアマ初段以上推奨です。

評価A(^ω^)

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「ハメ手返し必勝法」~ハメ手を学び棋力向上

代表的なハメ手を収録

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは、日東書院【出版】、藤沢秀行【著】

ハメ手返し必勝法です。

ハメ手は定石の過程において現れる様々な変化の一部であります。当然正しく応じられると仕掛けた側が悪くなりますので、ハメ手は定石になれなかったのです。

しかしハメ手を知らずに定石だけ覚えているのは定石を理解したといえるでしょうか?

ごまかし、インチキ等のイメージがあるハメ手ですが、定石の周辺を理解するためには勉強は必須といえるでしょう。

強い人はハメ手を仕掛けませんが、ハメ手はよく知っています。

本書は代表的なハメ手45型を解説しています。

本の内容

第1章:星の部1

第2章:星の部2

第3章:星の部3

第4章:高目の部1

第5章:高目の部2

第6章:小目の部

第7章:目外しの部1

第8章:目外しの部2

問題図

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第5章第2型:高目の定石ですが非常に難解型で、この後白からたくさんのハメ手が出てくる可能性があります。

第6章第3型:黒2のカケに白3・5と出切ってこられたときの対応を知っていますか?

第7章第6型:大斜定石はハメ手が無数にあります。白1・3もそのひとつです。

第8章第7型:白5の後の打ち方はこれまた難解です。私も打たれたら嫌です(笑)

ハメ手に惑わされなくなる

世の中には沢山のハメ手が存在し、当然本書だけではそれらすべてを網羅することはできていませ。しかし、比較的代表的なハメ手ばかりですので、本書を理解すればハメ手に対してはかなりの抵抗力がついたと言えるでしょう(*^^)v

象棋力はアマ初段以上推奨です。

評価B( ˘ω˘ )

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「星と小目の早足布石」~実利先行で堅実なリード!

実利主体の碁

こんにちは(´・ω・`)

今回紹介するのは、自由国民社【出版】、日本囲碁連盟【著】

星と小目の早足布石です。

星と小目の打つ布石は。恐らくプロアマ問わず最も打たれている布石なのではないでしょうか?星のスピードと小目の堅実さを兼ね備えた安定感のある布石といえますしね。

システム布石でいえば「中国流」「ミニ中国流」「小林流」など有名所がズラリとあります(´・ω・`)

星と小目の布石を使った「実利作戦」も多いです。この戦法を使うと、相手の大模様に圧倒されたり、巨大な厚みでガンガン攻められることもあるでしょう。こういった力強い相手と打つと、序盤で稼いだ実利も中盤からの接近戦で損をしてじわじわ目減りしてという負けパターンがお約束です(笑)

本書では相手の力を空回りさせる方法や、大模様や厚みをぼかすテクニックを紹介しています。

本の内容

第1章:正しい石の方向

第2章:大場と急場の判断

第3章:攻めの急所

第4章:構えを広げる作戦

第5章:打ち込み・サバキの技

問題図

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↑白△と打った場面で、黒はA~Cのどれを選びますか?こういう場面で間違うと一気に碁が苦しくなります。臨機応変さが求められます。

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↑部分的には黒1が最も普通です。しかし、白2の打ち込みが白の厚みを活かした好手で、右辺の黒石が苦しくなってきました。黒3と逃げても白10まで黒だけ弱い局面です。

黒1でCも白2に打ち込まれて同じです。

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↑黒3と反撃しても、白4で黒△が風前の灯火です。

どうやら白2に打ち込まれては、黒にいい図はなさそうです。

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↑正解は黒1のヒラキで、この一手で黒に弱い石がなくなり白の厚みをボカすことができます。問題は右下の黒石ですが、白2なら黒3・5で大丈夫。白2で白3に打てば黒2と打ちます。

布石を強くしよう

布石での石の方向や、大場・急場の判断を鍛えることができます。序盤で毎回形勢を損ねている人にオススメします(*^^)v

象棋力はアマ初段以上推奨です。

評価A(^ω^)

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